「第4回まなびのひろば」活動報告
研修会に参加しました。内容の一部をご紹介します。
第4回まなびのひろば “新”家庭教育宣言実践報告会
令和7年2月8日(土) パピヨン24ガスホール
【ステージ発表】
直方市立直方第二中学校 吹奏楽部 演奏
福津市立勝浦小学校 『獅子楽』披露(5・6年生の22名)
「ふるさと学習」地域の方と、3・4年生は『勝浦人形浄瑠璃』、5・6年生は『獅子楽』を学ぶ
【“新”家庭教育宣言実践報告】
〇筑紫野市立二日市小学校PTA
「親子で通学路の安全を考えよう!」~家庭での会話から生まれた、地域ぐるみの見守りマップ~
校区危険箇所マップの更新に伴い、「危険事例の再現」「正しい通行方法」などの動画を作成、マップの該当箇所にQRコードを掲載。動画は、子ども達が見たくなる、親子の会話のきっかけになる、ユーモアのあるものになるよう、役員や先生など様々な方に協力を求めたそうです。
また、PTAの取り組み動画では、『出来る時に、出来る人が、出来る事を、出来ない人が出来る人を応援する』という一節が印象的でした。
〇那珂川市立那珂川中学校PTA
「HUGU☆KUMU~紡ぎ合う那中プログラム~」
A.“新”家庭教育宣言の推進
基本的生活習慣(①朝ごはん ②早寝早起き ③あいさつ ④家庭学習 ⑤セーブメディア ⑥忘れ物)の目標を各家庭で設定し、生徒が記録し、保護者が回答するという取り組み。対話の重要性を再確認する取り組みとなったそうです。
*セーブメディア…以前はノーメディアでしたが、宿題がタブレット利用という場合もあり、適切な時間での使用としている。
B.協働イベント(e-Naフェスタ)
「みんなで創る・楽しむ」をスローガンとし、目的を共有し、学校・地域・生徒・PTA会員など様々な方と協力したイベントを開催。
企画例) 『e-Naじゃんけん』
挑戦チケットの裏がサンクスカードになっており、誰かへの感謝の言葉が書いてあれば参加出来るというもの。集まったサンクスカードは、後日掲示。
那中PTAより
PTAとは、学びと交流だと思います。全員参加は難しいけれど、異なる熱量を持つ人たちの交流で、化学反応が起きればいいと思います。
【基調講演 「ポンコツ一家」~ピン芸人“にしおかすみこ”の愛する家族のエピソード~
にしおかすみこ 氏 (お笑い芸人・エッセイスト)】
(要約)
家族のことを書くにあたっては、家族といえども、人としての尊厳やプライバシーがあるし、ポンコツという言葉を使うにしても読む人の受け取り方は様々なので、悩みながら書いています。ただ、ポンコツといっても自分は愛を持って使っているし、いつか家族がこれを読んだ時に、胸を張れるような書き方をしたいと考えています。(母は認知症、姉はダウン症、父は酔っ払い)
認知症の症状には波があり、しんどいことも多いけれど、認知症の人ではなく、「私の母」として接したいです。介護認定を受ける際に、できないことを挙げていく作業がとても辛かったし、母が、悲しい思いや辛い目には遭ってほしくないと思っています。だからといって、母についての自分の日々の対応や選択が正しいかどうかは分からないです。けれど、母の残りの人生も楽しく過ごせるようにしたいし、今できることをできるだけ続けられるようにしたいと思っています。
もちろん、自分ファーストです。自分の心と体が元気でないと、しんどいこともやり過ごせないから、疲れたら休むし、自分がやりたいこともやります。(以上要約)
話を聞いて、子育てにとても似ているなと思いました。エッセイが2冊出版されています。興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
