【11/29(金)】本部からの活動報告 給食試食会
学校の全面的なご協力で、数年ぶりに給食試食会を開催することができました。申し込まれた23名(PTA役員を含む)の保護者のみなさんと、おいしい給食を頂きました。
〈はじめに〉
川上教頭先生と栄養士の塚田先生から、学校給食についての説明(目標・役割・栄養・量・アレルギー対応・献立・地場産物・残菜など)がありました。校内の給食室では、栄養士1名、調理員5名で、1日約550食、年間で193回の給食が提供されています。
〈むなかた育ちウィークの取り組み〉
子ども達に、もっともっと地場産物を味わって、その魅力を知ってほしいという思いから、いつも以上に宗像の食材をたっぷり使った給食提供に取り組まれています(11月の献立予定表も参照)。また、給食時間には、生産者さんのインタビュー動画を流しているそうです。今回は、サツマイモと米の動画を見せて頂きましたが、栽培方法や収穫の様子、生産者さんからのメッセージなど、短い時間ながらも充実した内容でした。
〈保護者からの質問やご意見〉
喉に詰まらせそうな食材(ウズラの卵など)については、栄養面では外せないので、食べ方の指導で対応しているそうです。よくかんで食べる、口に食べ物を入れたまましゃべらない、パンはちぎって食べるなどの注意を放送で促し、さらに各クラスでも指導しているそうです。また、献立のレシピを教えてほしいという意見もありました。
〈献立について〉
献立:牛乳・米粉パン・金時豆のカウボーイシチュー・ごぼうとナッツのサラダ・キウイ
配膳用のワゴンには、食材(今回は豆)についてのミニ情報も配布されていました。ごぼうとナッツのサラダは、ナッツを入れることで、味が薄くならないそうです。パンは、学年によって重さが違うそうで、5,6年生用のパンはボリュームがありました。
〈試食タイム〉
子ども達と同じように、セルフサービスで配膳し、3,4人のグループで試食を行いました。4月の給食ボランティアに参加した保護者の方から、1年生の最初の給食は準備から片付けまで本当に大変で、先生方の苦労が垣間見え、そこに手伝いに来てくれる6年生がとてもたのもしく、6年間でこんなにも成長するのかと実感した話をお聞きしました。
〈おわりに〉
温かい料理は温かいまま、冷たい料理は冷たいまま提供され、食材や味付け、配膳にも細かい配慮や取り組みがありました。また、子ども達においしい給食を届けるために、生産者や納入業者など、たくさんの方の努力や協力がありました。こうした毎日の給食で、子ども達は、栄養だけでなく、少しずつ色々なことを吸収し、成長しているのだと改めて知ることができました。