子ども110番の家 駆け込み訓練
2020.10.23
10月17日に「子ども110番の家:駆け込み訓練」を、赤間西小学校と赤間西地区コミュニティ運営協議会が共催で行いました。
子ども110 番の家に協力してくださるご家庭はたくさんありますが、実際に不審者と出会ったときに、どうしていいのかわからない子どももたくさんいると思います。そこで、困ったときは110番の家に逃げこめばいいことを子どもたちに伝えるために、今回の訓練は企画されました。
子どもたちは、まず、コミュニティのボランティアスタッフによる模擬実演(寸劇)を見ます。
下校途中の子どもに、不審者がしつこくつきまとってきます。困った子どもは大きな声で「助けて!」と叫んで、110番の家に駆け込みます。110番の家の方は不審者の情報を子どもから聞いて、警察に連絡してくれました。
ここで、本物の警察の方が、実際に不審者と出会ったときに気をつけることを教えてくださいました。
次は、子どもたちの番です。各学年の代表が壇上で実演しました。不審者役の方は「鬼滅を読ませてあげる」「犬が逃げたから一緒に捜して」など、毎回違う誘い文句で子どもたちに話しかけます。でも、どの学年の子どもたちも、ちゃんと大きな声で「助けて!」と叫んで110番の家に駆け込むことができました。なお、110番の家の役は、本当の110 番の家の方が行ってくださいました。
地域の多くの方々のお陰で、子どもたちが安全に登下校できるのだと、実感できる訓練でした。地域や警察の方々への感謝の気持ちを、親子共々忘れないようにしたいと思いました。